どうも、ナオです。
本日はAmazonのアカウントを複数作成する方法と注意点について解説していきたいと思います。

 

Amazonは通常個人に対して1つのアカウントを持つ事しか認めていませんが、今回解説する方法を活用すれば、複数のAmazonアカウントを作成していく事が可能になります。

Amazonのアカウントを複数作成する方法を知っていればリスク分散を図っていく事が可能になりますし、万が一アカウントが削除・停止になってしまった際にも素早く復活していくことが可能です。

 

今回はその方法について詳しく解説していきますので、是非最後までご覧になっていって下さい。

 

Amazonのアカウントを複数持つとどうなる?

 

Amazonでは、個人で取得できるアカウントの数は1つまでと規約で定められております。

もしこのルールを破ってAmazonアカウントを複数作成しようとすると、作った瞬間すぐにAmazonに見つかってしまい既存のアカウントと新規に作成したアカウントの両方を削除されてしまいます。

 

さらに、Amazonで一度アカウントが削除されると同じ情報でアカウントを作る事が2度と出来なくなってしまうため、むやみにアカウントを複数作成することは絶対に避けるようにして下さい。

 

Amazonのアカウントを複数持つメリット

 

では「どうしてAmazonのアカウントを複数持つ必要があるのか?」と言うと、それには

 

・アカウントを削除・停止されてしまった時のためのリスク分散
・アカウントごとに取り扱いジャンルを分けて専門店化を図るため

 

以上のような理由が挙げられます。

 

モールで販売を行っていく以上、どんなに健全な運営を行っていたとしても「絶対にアカウントを削除されない!」という保証はありませんので、万が一の事態を考えてリスク分散を図っていく必要があります。

そして、複数のAmazonアカウントで販売を行っていけばたとえ一つのアカウントが削除されたとしても収入が0になることはありませんので、リスク分散を図っていく事が可能です。

 

また、Amazonで販売を行っていく際には関連性のない商品をたくさん並べるよりも、「専門店化」して同じジャンルの商品を多数取り扱った方が購入されやすくなります。

 

このように、Amazonアカウントを複数持つ事で「リスク分散を図り、専門店化する」ことができるようになりますので、1つのアカウントである程度の収入を得られるようになったら複数アカウントの作成も視野に入れていきましょう。

 

Amazonのアカウントを複数作成する際の注意点

 

まずはじめに、Amazonの規約は頻繁に変わるという事を覚えておいて下さい。

「規約の変更に気付かず販売しており、アカウントを削除されてしまった」という事はよく聞きますので、Amazonの規約は定期的にチェックするようにしましょう。

 

それではここから、Amazonでアカウントを複数作成する際の注意点について解説していきます。

Amazonはアカウント作成の際に登録された個人情報などを基にして、同一人物が作成したアカウントかどうかを判断しております。

そのため、Amazonアカウントを複数作成する際には以下の内容を既存のアカウントに登録した情報と変えて登録しないと、同一人物とみなされアカウントを削除されてしまいます。

ですので、以下の内容はしっかりと変えて新しいアカウントを作成していくようにして下さい。

 

・ショップ名
・氏名
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・クレジットカード
・銀行口座
・MACアドレス
・IPアドレス

・ブラウザ
・クッキー

 

以前登録した事のある内容もNGですので、これまで1度も登録した事のない内容で新しいアカウントを作成していくようにして下さい。

以下より項目別の具体的な解説を行っていきます。

 

ショップ名

 

既存のアカウントで使っているショップ名とは違った名前を付けて作成していって下さい。

氏名

 

氏名も変更していく必要があります。家族や親戚、友人等の名義を借りる事ができれば作成しやすいので、もしそういった事が可能であれば借りて作成していきましょう。

実際には存在しない人の名前を設定する事も出来ますが、Amazonから本人確認を求められる場合もありますのでそういったことはせずに作成していきましょう。

 

住所

 

既存のアカウントに登録している住所とは違う住所を利用して作成していくようにしてください。こちらも家族、親戚、友人等の住所を使わせてもらう事が出来れば非常に作成しやすいかと思います。

 

もし登録できそうな住所がない場合は、バーチャルオフィスを利用すれば月々数千円程の料金で住所を借りることができますので、そちらの利用も検討してみて下さい。

 

電話番号

 

IP電話を利用すれば、電話番号を簡単に安く取得することが可能です。

スマートフォンを持っている方であれば050Plusというアプリを使う事で、月額324円で新しい電話番号を取得する事が可能です。
050Plus

 

メールアドレス

 

メールアドレスはGmailやYahoo!メールなどのフリーメールを登録する事が可能となっておりますので、既存のアカウントに登録したアドレスとは違うアドレスを作成して登録していきましょう。

 

クレジットカード

 

Amazonはクレジットカードの請求先住所も監視しております。そのため、既存のアカウントに登録しているクレジットカードとは請求先の異なるクレジットカードを用意する必要があります。

 

友人や親戚にクレジットカードを借りたり、実家を出ている場合は実家の住所でクレジットカードを作るという方法がありますが、それが難しい場合はバーチャルオフィスを利用してクレジットカードを作成すれば請求先住所を変えることが可能です。

 

ただしクレジットカード会社によってはバーチャルオフィスの住所では作成をしてくれない所もありますので、良く調べた上で申し込みを行っていって下さい。

 

銀行口座

 

銀行口座は、既存のアカウントとは違う銀行の口座を登録して作成すれば大丈夫です。たとえ名義が同じでもAmazonは名義のみで判断することはないので問題ありません。

 

MACアドレス

 

Amazonアカウントを複数作成していく際には、PCが独自で保有しているMACアドレスを変更する必要があります。

 

MACアドレスとはパソコンに個別に割り当てられている番号の事なのですが、こちらの情報もAmazonは監視しておりますので、同一のパソコンで複数のAmazonアカウントへログインをするとアカウント削除・停止になってしまう可能性があります。

 

・aのパソコン=aのアカウント
・bのパソコン=bのアカウント

といったようにパソコンごとにログインするアカウントを分けておけば大丈夫です。

 

また、一度aのアカウントにログインした事のあるパソコンでbのアカウントにログインするというのは危険ですので気を付けるようにして下さい。

 

IPアドレス

 

IPアドレスには、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスの2つの種類があり、AmazonはグローバルIPアドレスを監視しております。

 

そして、グローバルIPアドレスには変動型と固定型があり、固定型のネット環境から複数のAmazonアカウントへログインをするとアカウント削除・停止になってしまいます。

そのため、固定型の場合はIPアドレスを変更しなければなりません。

 

自分のグローバルIPアドレスは以下のサイトで確認することが可能です。
グローバルIP

 

変動型の場合はルーターかONUを再起動した際にグローバルIPアドレスが変わりますので、再起動してみて変動型か固定型かを確認しておいてください。

 

クッキー

 

Amazonはクッキー情報も監視しております。クッキーとは、ユーザーの情報を一次的に記録、参照する為の機能の事です。

クッキーには以下の種類が存在します。

・ブラウザクッキー

・フラッシュクッキー

 

Amazonアカウントを複数作成していく際には、これらのクッキー情報が重複しないようにしなければなりません。

ブラウザクッキーを削除する際は「CCLEANER」を使用すれば簡単に削除することが可能です。

 

amazonアカウント複数1

 

CCLEANER

 

フラッシュクッキーは「Adobe公式サイト」にて削除できます。

 

MACアドレスとIPアドレスを簡単に変える方法

 

MACアドレスとIPアドレスは仮想デスクトップを使う事で簡単に変更することが可能です。
僕が実際に使用しているのは以下の仮想デスクトップになります。

お名前.comデスクトップクラウド

 

仮想デスクトップは容量によって料金プランが異なりますが、利用目的がAmazonアカウントを複数作成するという事のみであれば、一番安い「スタンダード」プランで十分です。

 

amazonアカウント複数2

 

他にも仮想デスクトップ上で様々な作業を行うという事であれば、もう少し容量の大きいプランの利用を検討していって下さい。

 

最後に

 

今回はAmazonのアカウントを複数作成する方法と注意点について解説させて頂きましたがいかがだったでしょうか?

 

ビジネスを行っていく上で「リスク分散を図る」という事は非常に重要な考え方になります。
特にAmazonですと「絶対にアカウント停止にならない」という保証は一切ありませんので、複数のアカウントを作成しリスク分散を図っていくという事を強くおすすめしたいです。

 

今回解説した方法を活用すれば、重複とみなされることなく安全にAmazonアカウントを複数作成していく事が可能ですので、是非アカウントを複数作成してリスク分散を図っていって下さいね^^

 

それでは!